中国輸入の運転資金はどうやって用意すればよいか?
中国輸入の運転資金はどうやって用意すればよいか?
管理人の鈴木です。
今回は中国輸入をするための運転資金をどうやって用意するかについて。
お金の話なので生々しい話です。
ですが、一番大事な話になります。
お金が無いと何もできませんから。
生々しい話をしてきます。
あくまでお小遣い程度の稼ぎを求めている人はこの話は必要ないと思います。
事業として伸ばしたいという人にとっては大事な話になります。
始めに幾らくらいのお金があれば良いか?
まず初めに、
「中国輸入をするのに幾らくらいのお金があればいいのでしょうか?」
という質問がとても多いです。
みなさんお金のことなので始めるにしてもそこが不安だと思います。
私から答えているのは、
「始めは数十万あれば大丈夫ですが、あればあるほど良いです」
とお答えしています。
基本のところでもお話しましたが、別に5万円でやろうと思ったらやれないこともないです。
原価が安くてそんなに数多く仕入れなければよいだけですので。
ですが、毎月数十万~数百万の利益を生み出そうと思ったらそれなりの資金が必要になってきます。
自分が目指している事業の大きさによって資金量は変わります。
始めにどれくらいを目指しているかで必要な資金が変わってきますね。
資金が多いとやれることは多い
※売上規模が大きくなると人や設備も必要になります
中国輸入に限らず、資金が多いとやれることは多いです。
例えば、ロット(最低発注数)が1000個とか言われても利益を見込めるなら注文することができます。
差別化するために手の込んだOEMもできます。
在庫を多く抱えることができますので、品切れのリスクが減ります。
人を雇って一気に拡大することができます。
事務所などを借りて法人化して事業として育てることができます。
倒産のリスクが減ります。
資金があるといいことづくめですよね!
個人的に一番良いのは「スピード」をあげれるってところだと思います。
お金ないから後回し・・・っていう場面おおいじゃないですか?
お金あると後回しにしなくなります。
すぐに行動するのですぐに結果が出ます。
例え悪い結果だとしても、その失敗を糧にして次に備えることができます。
お金が無いと失敗したら終わりかねないので、すぐに行動できません。
まず慣れてから・・・
まず一通り覚えてから・・・・
とか、色々と言い訳をして後回しにしますよね?
どうやって資金を用意するか?
※資金があると自分好みの事務所(居場所)も作れちゃいます♪
かくいう私も中国輸入を始めた当初は資金繰りとの闘いでした。
売上で来月の支払いが払えず貯金を切り崩したことも何度もあります。
ですので規模を大きくしたい人や安定させたい人は資金調達を真剣に考えましょう!
資金調達の方法
①自分で何とか用意する
これは一番安全で一番「おススメしない方法」です。
理由は時間がものすごくかかるということ。
毎月5万円貯金しても100万円貯めるのに20か月もかかります。
その間にどんどん先を越されてしまいますよね?
ただそれしか方法が無い人は極力無駄遣いを避け、シンプルな生活をしましょう。
私がおススメなのは「不用品を全部売る」ということ。
身の回りも綺麗になりますし、お金も入ります。
物が減ると増やして散らかすのが嫌になるので、買わなくなります。
無駄な物を置かない習慣がある人はお金がたまりやすいと言われています。
②身内などに借りる
これができる人はやったほうがいいですよね。
恥やミエが邪魔する場合もありますが、メリットは「利息が付かない」ということ。
あとは親などの場合は最悪「ごめんなさい」で済む場合もあります。
デメリットは身内の金なので大事に使わないということでしょうか?
返せなくてもまあいいや・・・
と思う人は失敗しますからやめときましょう。
親に借りることで自分にスイッチが入る人は良いと思います。
自分の周りの身近な人にビジネスを始めると宣言することになりますから、気合がはいるでしょう!
③融資を受ける
これが一番妥当というか、スタンダードなやり方になります。
ビジネスをするための融資を受ける。
当たり前のことですよね?
おススメは「日本政策金融公庫」、いわゆる国金(こっきん)と言われる機関です。
こちらは「創業融資」といって、1からビジネスを始める方を応援するための融資制度があります。
審査や面談がありますが、100万~1000万ほど内容に応じて融資を受けれます。
融資担当の方も初めての人は慣れていますから、丁寧に教えてくれます。
他にも信用金庫や信用組合といった地域の金融機関や地方銀行などもありますが、国金が一番手軽?で相談しやすいと思います。
中国輸入セラーで実績がある人はほとんど100%融資を受けていると思います。
また物販は在庫があるスタンダードな商売ですので、融資は比較的受けやすいと言われています。
地域の商工会議所を利用しよう
国金に融資を申し込むにも「事業計画書」などの提出が必要です。
また初めは不安で何を準備すればいいかわからないという人もいるでしょう。
私がそうでしたのでその気持ちはよくわかります。
何が何やら・・・って感じでしたから。
なのでそういう人は「近所の商工会議所」に相談しましょう。
電話して
「政策公庫の融資を受けたいのですが相談に乗っていただきたいのですが・・・」
って言えば大丈夫かと思います。
事業計画書の書き方もひな形がありますので、それに沿って教えてくれますしチェックもしてくれます。
また国金の担当の方につないでくれますのでスムーズに進みます。
ついでに月会費は要りますがついでに商工会に入会しておけば、1年後には金利の安い追加融資も受けることができます。
もちろん業績内容は問われますが、商工会からの推薦で無審査で融資が受けれます。
非常に金利が安いので助かります。
他にも色々と相談にも乗ってくれますので(それが仕事ですので)、上手く活用するとよいでしょう。
やると決めたらスピードが問われる世界ですので、ぜひしっかりと資金を用意して臨みましょう。
では!