中国輸入成功の秘訣はライバルの研究にあり
中国輸入成功の秘訣はライバルの研究にあり
管理人の鈴木です。
今回は「中国輸入ビジネスに必要不可欠なライバルの存在について」。
あなたにとってライバルや同業者っていうとどんな想像をしていますか?
- 自分にとって邪魔な存在
- 売り上げのパイを奪う迷惑な存在
- 考えただけでもうっとうしい
って感じでしょうか?
存在することで自分に迷惑をかけていると思っていると中国輸入ではうまくいきません。
むしろ逆です。
中国輸入にとってライバルはすごくありがたい存在!
※ミーティングの様子
実は中国輸入ビジネスにとってはライバルの存在ってすごくありがたい存在なんですよね。
というのも自己オリジナルブランドを作るもなにも、
「何を参考にするんですか?」
ということなんです。
先に出品している同業者、新たなジャンルを開拓して市場を広げてくれたライバル、これらのおかげで商品探しもOEMも簡単になってきています。
いきなり初心者で中国の展示会とかマーケットに行って、「これ売れそうだな!」とかわかりますか??
おそらく雰囲気だけで資金投入して失敗するのがおちですよね。
一方で先にやってくれている人がいると、
- その人がどれくらい売っているのか?
- ランキングは何位くらいなのか?
- 価格設定はどれくらいが適正なのか?
- どんなOEMしているのか?
などが全部わかっちゃいます。
ほかの人が売れているからこそ、そのジャンルを攻めてみよう!似たような商品を自分も取り扱ってみよう!ってなるわけです。
ここの考え方次第で、迷惑と思うのか、とてもありがたいと思うのか、大きくかわります。
OEMをするまえにライバルの商品を買ってみよう
※お気に入りのカフェにて
まずOEM商品を始めるにあたってやることは、
「ライバルの商品を買ってみよう!」
ということです。
私の場合は1人のライバルだけではなく、複数のライバルから一通り買ってみます。
もちろん経費はかかりますが、勉強させてもらうお代だと思っています。
実際に手元にOEMする予定のサンプル商品とライバルから買った商品を見比べてみるとよくわかります。
明らかにライバルのほうが出来が良い場合も結構あります。
それはそれで良いことなので、どこをどう改良すればライバルに近づいて勝てるのかを代行会社や中国パートナーに伝えて改良してもらいましょう。
逆にですが、案外まともなOEMせずに中国の商品をそのまま横流ししているケースも結構あります。
その場合は少し手を加えるだけで(オリジナルパッケージを作る・セット商品にする)簡単に勝てたりします。
いずれにせよ、勝てそうかどうなのか?というのはとても大事なことですので、買ってみましょう。
ライバルがどんなOEMをしているのかを確認
また必ず確認するのは、ライバルがどんなOEMをしているのかということです。
「ロゴ」を入れている場合
これは自社もロゴを作って入れればよいですね。
パッケージを作成している場合
これは自社もパッケージを作って対抗します。
性能が違う場合
あきらかに自社がやろうとしているものと性能が違う場合は要確認です。
性能差が明らかで難しい場合はほかの商品を探しましょう。
逆に後出しの場合はもっとよい製品が中国で作られている場合があります。
例えばこの握力を鍛えるというリストボールという商品。
上と下の画像の違いがわかるでしょうか?
実は上はデジタルカウンターがついており、下はデジタルカウンターがついていない商品です。
これをリサーチしたときはライバルは全て「デジタルカウンター無し」でしたので、デジタルカウンター付きをOEM販売すれば勝てると見込みました。
このように中国では後から後からどんどん良い製品が作られてる場合が多いです。
自分の商品が安定して売れていても、もっと良い製品が作られていないか常にチェックが必要です。
ライバルの商品レビューを参考にしよう!
最後にライバル商品自体が購入者に評価されているのかをチェックしましょう。
Amazonでは商品レビューがわかりやすく表示されていますのですぐにわかります。
ここで見るべきなのは星4つ3つ2つあたりがいいでしょう。
星5の場合は良いことをたくさん書いていますが、「サクラ」の可能性が高いです。
とくに最近は中国人セラーが大量に人海戦術でサクラをつけているのが問題になっています。
自然な商品の評価は星4,3,2あたりが一般の購入者の生の意見が拾いやすいですね。
逆に星1はライバルの嫌がらせの誹謗中傷が混じっている場合もあります。
星1が多すぎ場合は本当にその商品が良くない可能性がありますので、具体的に書いているレビュー内容を参考にしましょう。
ライバルのレビューで参考にすべきは「具体的に悪かった点」
たとえば鞄を売りたい場合ファスナー部分が壊れた、持ち手がちぎれた等というレビューがいくつかあった場合、それらを改良した商品を出せば売れやすくなります。
また商品カタログページにも持ち手やファスナーがしっかりしている点をアピールするとよいでしょう。
中国輸入のライバルはとても多くの情報を与えてくれます。
売れるヒントはライバルにあり!
といっても過言ではないです。
ぜひライバルを参考にしていきましょう。
では。