輸入商品が台風で水没してしまった件
輸入商品が台風で水没してしまった件
管理人の鈴木です。
今回は失敗というか、不慮の事故にあった話。
海外からの輸入に付き物のリスクの話です。
台風21号で関空とともに水没した荷物達
まずはこちらの映像をごらんください。
これは関西空港の輸入貨物倉庫の映像です。
先日の台風21号の影響で関西空港が水没した話はご存知ですよね?
その結果、関空が営業停止、貨物便もすべてストップしました。
映像はうちの商品を含む映っている輸入貨物のすべてが水没してダメになった姿です。
今回の影響で
商品800個が水没
約1月間商品の到着が遅れ、約半数の商品が品切れ
になりました。
ちなみに水没した商品の半分は外箱だけの濡れで中身が無事でした。
ダメになった半分については全損です。
保険に入ってなかった?
ってことについてですが、入っていません。
リスクリワードの関係で入らないほうが長い目でみたらトータル安く済みます。
何故なら輸入商品は原価が安いからです。
商品が水没してダメになった金額よりも、空港ストップで荷物が届かずに品切れ期間中の機会損失の利益の方がはるかに大きかったです。
中国輸入リスクとどう向き合うか?
中国輸入に限らず、輸入ビジネス自体がリスクとの隣りあわせです。
問題はどう向き合うかってことになります。
今回は自然災害なので仕方がないと納得できますが、
代行業者がとんずらした
商品が届かない
全く違う商品が届いた
税関で偽物と判断されてすべて没収されてしまった
などなど色んな話を聞きます。
結局はリスクだらけなのが中国輸入の実態です。
では、何故やるのか?
それは「圧倒的に原価が安い」からです。
それから「中国輸入のリスクはまだましなほう」だからです。
中国輸入をやればわかりますが、日本で同様の商品を買うより圧倒的に安いです。
また日本との流通が出来上がっている日中間の貿易(現に日本国内のほとんどの製品が中国製)なのでリスクは極めて低い方です。
ヘタな話、アフリカの国と貿易すれば海賊に荷物を取られたなんて話も普通にあります。
内戦がある国ならそもそも商品が届くかなんて誰にもわからないのです。
そう考えると極めて低いリスクで、極めて安い原価で商品を輸入できるメリットは大きいです。
少しのノウハウで結果が出しやすいからこそ、今では競争相手も多く、常にライバルとの闘いにさらされます。
そこを上手く勝ち残っていくことでサラリーマンをやるよりも何倍もの収益が手に入るわけです。
リスクなんかつきものなので気にせずに頑張っていきましょう!
では!